2009年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年05月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

お花見でダブルデート その1

世の中が騒然としているときでも、何も知らずに浮かれているバカは、どこかに必ずいるものだ。
昨日のミサイル発射のニュースの前に、一昨日は誤報ニュースが流れたそうな。
そんなこととは露知らず、そのころ私は桜を見ながら暢気に飲んだくれていた。



gabrieさんカップルとのダブルデートが、とうとう実現した。

そう遠くない場所にオススメの花見スポットがある。
オススメした手前、今回は一応私が幹事だ。
普段丸投げ体質の私だから、大丈夫だろうか?と不安ばかりが募る。
況してや恋人は初対面だから、“私”の緊張もひとしお。
なのに、当の本人はまるで緊張とは無縁の様子、相変わらずのクールっぷりだ、なんか悔しい。

待ち合わせ時間から少し遅れて最寄り駅の改札を抜けると、いたいた、gabrieさんと彼女さんだ。
早速恋人を紹介すると、恋人が彼女さんに「どっかで会ったことがあるような気がする」と言い出した。
すると、彼女さんも「そういえば、私も以前会ったような…」と言うではないか。
gabrieさんと私は、もう「ええっ!?」だった。
まあ結局、それはお互い気のせいだったらしいが、会っていきなりそんなに気が合うなんて、こりゃ幸先いいな~と嬉しく思えた。

暫く歩いて目的地に辿り着くと、既に大勢の花見客がいてかなりの盛況だった。
といっても、とにかくだだっ広い公園なので、場所取りに困ることはない。
程よく眺めのいい場所を確保して、早速宴会開始。

女3人で“かしましい”のだから、それが4人ともなれば、それはそれはもう恐ろしいほど話に花が咲く。
女のお喋りに年齢というのは全く関係ないものなのだな~と、しみじみ思った(w。



ふたりっきりでなく、誰か他人を交えて会話すると、思わぬ恋人の姿に出くわすことがあるから面白い。
「この人のことは私がいちばんよく知っている」と思ってたのに、知らない一面が見えてビックリした。
それは多分、あの日4人が4人とも、それぞれに感じたことなんじゃないだろうか。
それが「え?そんな風に思ってたの!?」って場合もあるだろうが、私の場合は恋人の話を聞いていて、「こいつ、スッゲー!」と思える瞬間があった。
で、完全に惚れ直した(w。
gabrieさんに「エモちゃん、見る目あるじゃ~ん(笑)」と言われ、「でしょ?でしょ?でしょ~?」な私だった。
お世辞も真に受けるバカな私。



私も、これまで恋人の前では言ったことがないことを言った。

「温泉とか行きたいねー」という話になった。
恋人も以前から「温泉行きたい」とは言っていた。
私も行きたいとは思う…思うのだが、一方で「ちょ、ちょっと待って」と思う自分もいる。

「だ、だって恋人の裸見るんですよ?ドキドキしないんですか?」
「なんでよ?オンナ同士じゃん?ドキドキなんかしないよねえ(笑)」
「そうだよ、エモ考えすぎ~(笑)」

いつの間にそんなに意気投合したのか、でっかい二人がタッグを組み始めている。

いや、そうは言うが、恋人のハ・ダ・カですよ!?
ベッドの中ならドキドキするでしょ?
どうしてお風呂だとドキドキしないのかが分からない…。

唯一gabrieさんが助け舟を出してくれた、「分かる分かる、はじめは私もそう思ったよ」と。
優しいお姉さまに感謝した。

もし将来、4人で温泉に行くことにでもなった日には、このときのことは間違いなく笑いのネタにされるのだろうな。
そう覚悟した。



長くなりそうなので「その2」へ続きます。


↑よろしかったら一押しお願いします

| 日常 | 20:26 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |