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意外とイジワルだったという話

久々のツキイチ食堂。
待ち合わせに合わせてそろそろ出ようかなというところで、恋人からメールが届いた。

あ、このタイミングでメールということは、どうせまた「遅れます」だろう、ヤツは遅刻魔だから(笑)。
ケータイでタイトルを確認すると、『アメリカの実話』とある。
ん?どうやら「遅れます」ではなさそうだ。

恋人からのPCメールは携帯へ転送設定をしているので、どうやらこれはそっちだったらしい。
はじめの2~3行だけ読んでみる。

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As she stood in front of her 5th grade class on the very first day of school,
she told the children an untruth.

…で始まるストーリーなんだけど、もちろん全部和訳でいきます!
(私、最初から和訳のを読んだww)

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はあ?唐突に何の話だ?
よく分からないけど、急ぎの件ではなさそうなのでまあいいや、あとで電車の中で読もうっと。
支度の続きをして電車に乗った。



さてさて、さっきのメールは何の話だったのかしら?
そう思ってケータイで読み始めた。
何やらのショートストーリーらしいことは分かったが、全部を読み切ることはできなかった。
だって、途中で目が潤んできて非常に困った状態になったから…ここは電車の中なのに!
周りから見たら超怪す~ぃ人に見えたに違いない、ケータイ見つめながらウルウルを必死でこらえてる40過ぎのオバサン…怪しすぎる(笑)。


ツキイチ食堂に着くなり聞いた、「ねえ、さっきのメール、あれはいったいナニ?」と。
すると恋人は、少~しばかりニヤついた表情で「読んだの?」と聞き返してくる。

エモ「んまあ、来る途中電車の中で読んだけどさ」
Q「全部読んだ?」
エモ「や…全部読めてない」
Q「なんで?」
エモ「だって…ヤバげだったんだもん(^^;)」

恋人は「そう」と言いながらも笑っている、だからなんなんだよ!?

恋人曰く…。

このメールは在米の友人から送られたもので、アメリカではこうした「ちょっといい話」があるとメールを使って人に伝えることがよくあるらしい。
その友人も誰かから伝えられたらしいが、「是非読んでもらいたい」とわざわざ和訳を送ってくれたのだという。
そして自分はそれを昼休みに会社で読んで、不覚にもウルウルしてしまった。
いい話だからエモにも読ませたいが、どうせならひとつ企んでやろうと。
恐らく私が電車の中で読むであろうタイミングを見計らって送ってやったのだという、まんまと嵌ってしまった!

エモ「ええ!?なんでそういうことすんのよ!」
Q「イヒヒ、私だって会社でこっ恥ずかしい思いしたんだもん。エモにもそれ味合わせてあげようと思って(笑)」
エモ「なによそれ!?まったくもう信じらんない!」

感動の共有は素晴らしい、だが、こっ恥ずかしい思いまで共有させてくれなくていいから!
恋人が意外とイジワルだったという話。
というよりも、私が単純でこういう話に弱いって見透かされてる、という話(^^;)。

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その話を読んでみたい方はどうぞ↓。
既に日本でもいくつかのブログ、或いは本で紹介されていますので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
私はこれを読んで、先入観(偏見と言い換えてもいいかも)を持たずに人と接することの難しさ、だからこそそれの大切さを感じました。


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新学年が始まった最初の日、ミセス・トンプソンは新たに受け持つことになった5年生のクラスに行くと、子供たちを前に心にもない挨拶をした。どの教師もするように、子供たちを見渡してから、分けへだてなくみんな同じように好きだと話した。しかし、それは本心ではなかった。最前列に元気なく坐っている小柄なテディ・ストダードという男子生徒がいたからだ。

彼女は1年ほど前からテディを見ていたが、他の生徒たちとうまく解け合っていないし、身だしなみが悪く、お風呂に入っていないかのように何時も汚くしていた。それに不愉快だった。

太い赤ペンで、テディの答案用紙に幾つもバツ印をつけたあげく、最後に「F」と書き込むときに、ミセス・トンプソンは快感を覚えるくらい彼が嫌いだった。

その学校の制度に従って、先生は各生徒の内申書を過去にさかのぼって見直さなければならなかったが、テディの記録は一番後回しにしておいた。ところが、彼の記録を調べてみたときにすっかり驚かされた。

テディが1年生だった時の担任は「テディは常に笑いを持ち合わせている聡明な生徒。いつもキチンと勉強し、礼儀正しく、周りの生徒を喜ばせる」と記していた。

2年生のときの担任教師はテディについて「クラスの仲間によく好かれる優秀な生徒。しかし母親が末期症状の病気で床に伏し、家庭の生活は厳しいに違いなく、心配である」と書いていた。

3年生のときの記録。「母親の死はテディにとっては厳しい。彼は懸命に努力しているが、父親が無関心のために、何らかの対策を講じないと家庭生活に差し障りが起こるだろう」

テディが4年のときの教師は「よそよそしく孤立している。学校には関心を示さず、友人も少ない。ときどき教室で居眠りをする」と記していた。いま、なにが問題だったかをはっきり知って、ミセス・トンプソンは自分自身を恥じた。

クリスマスの日、大勢の生徒がそれぞれ明るい色の包装紙に、きれいなリボンを掛けたプレゼントを持ってきてくれた。その中でテディのプレゼントだけは、食料品店の茶色いごわごわした包み紙で不器用にくるんだものだった。ミセス・トンプソンは、その包みを開くのがつらかった。

思い切って包みを開けると、中から石が何個かなくなっている模造ダイアモンドのブレスレットと、中味が4分の1ほど残っている香水ビンが出てきた。それを見た生徒の何人かが笑い出した。しかし先生は、なんと綺麗なんでしょうといってブレスレットを身につけ、香水を手首に軽く塗って、生徒の笑い声を抑えた。

その日の放課後、テディ・ストダードはみんなが帰ったあと、そっとトンプソン先生に言った。「今日の先生は、ママのような匂いがしました」

テディが去って、先生は長いこと泣いていた。その日こそは、彼女が子どもたちへの教え方を改め、読み書き算数ではなく、人の生き方を学ばせようと考えた日であった。先生はテディに特別な注意を払った。彼女がテディと一緒になって考えるとき、彼の心が活きいきしてくるように見えた。彼女が励ませば励ますほど、どんどんそれに応えた。その年が終るころには、テディはクラスで最も優秀な生徒のひとりになっていた。

それから1年たったある日、ドアの隙間からのぞいている一通の手紙を見つけた。テディからの手紙で、そこには彼が生きてきた今までの人生で、ミセス・トンプソンが最もいい先生だったと記されていた。

テディからの2通目の手紙を受け取った時には、さらに6年の歳月が流れていた。手紙には、高校を卒業した、成績はクラスでは3番だった、今までの人生において彼女が一番いい先生だった、と書かれていた。

それから4年が過ぎ、また手紙を受け取った。今回は学士号を取得した後、さらに先の大学院に進んだとしたためてあった。そこにも、彼女が一番いい先生で大好きだったと書いてあるのは変わらなかったが、署名の名前は少し長くなり「医学博士セオドア・F・ストダード」という立派なものになっていた。

話はさらに続く。実はその春、もう1通の手紙が来たのだ。それにはある女性との出会いがあった。この女性と結婚するつもりだと書いてあった。彼の説明の中で、父親が2~3年前に亡くなったこと、結婚式のときはトンプソン先生に花婿の母親がすわる席に着いていただきたいこと、だが、お受けいただけるかどうか気にしていること、などが書かれていた。

いうまでもなくミセス・トンプソンは引き受けた。そればかりか、彼女は石が幾つか欠けている例の模造ダイアモンドのブレスレットを着用した。そのうえテディに母親を思い出させた香水も念入りにつけた。

二人は抱きあい、ストダード博士はミセス・トンプソンの耳もとで囁いた。

「先生、僕を信じてくれて本当にありがとうございました。僕でも人の役に立てると教えてくれたのは先生です。僕に人並みのことができると示してくださいました。心から感謝しています」

ミセス・トンプソンは目に涙を浮かべてテディに囁き返した。

「いいえ、テディ。それは違うのよ。私にも出来ることがあると、あなたこそ私に教えてくれた。私はあなたが現れるまで、教えるということの意味を何も知らない半人前の教師だったのよ」

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(補足:テディ・ストダードは、アイオワ・メソジスト病院にあるストダード癌センターの医師をしている実在の人物です)

| 恋人のこと | 11:28 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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