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相応しくない自分

前回の記事は、「腑に落ちた」だの「落ちない」だの、「自分を見つめ直す」作業をするのしないのと、あまりに抽象的で当事者以外は「何のことやら?」だろう。
具体的にあれこれ書き表すには私の筆力が足りないし、そもそも説明するつもりもないのだけれど、私自身の備忘録として、そして恋人と育んだ「思い」の記録として、もう少しだけ書き残しておこうと思う。



去年、私は恋人の『信頼』を失った
「私の恋人はクールでオトナで寛大な人」という思い込みと甘えが、じわりじわりと恋人の心を傷つけ、悲しませていた。

そして、私は『自信』を失った
恋人の「弱さ」を見過ごすという重大な愚かさに気付かされ、こんな欠点だらけの自分では「恋人には相応しいとは言えない…」と思った。

そんな私を、恋人の『思いの貯金』が救ってくれた
「完璧な人なんてどこにもいない。いいエモの思い出の貯金がたっぷりあるから、これから悪いエモに出会っても十分補っていける」、そう恋人は言ってくれた。

だが暫く経つと、どうにも『腑に落ちない』感が湧いてきた。
救ってくれたのは恋人の心にある『思いの貯金』であって、冷静に見れば私は何ひとつ変わっていない。
「本当にこれでよかったんだろうか?」という疑問、「いつか貯金が尽きてしまったら?」という不安、「自分は変われるんだろうか?」という懸念。
そんな気持ちを全部ひっくるめての『腑に落ちない』だった。

もしかすると恋人は、いずれ私がそんな気持ちに辿り着くのを予測していたのかもしれない。
だから、何度も「自分を見つめ直してごらん」と言ったんだと思う。

だが、それまで『自分を見つめ直す』という“習慣”がなかった私は、その抽象的な課題に手も足も出なくて、どうしたもんかと悶々とした時間を過ごすばかりだった。
「もう少し時間を頂戴」と何度言ったことだろう。
ノドに小骨が刺さったような違和感を抱えたまま、時だけが過ぎた。

いつまでも煮え切らない私をじっと辛抱強く待っていてくれる優しさには本当に頭が下がる思いだったが、結局のところ私はまた恋人の懐深さに甘えていただけだった。
まったく「喉元過ぎれば」もいいところだ。
そしてホンの些細な行き違いをきっかけに、いよいよ直面せざるを得なくなった。



苦し紛れに「去年1年間の自分の行動を書き出す」ということをしてみた。
恋人と心がすれ違ってしまったこと、恋人を悲しませたこと、恋人を喜ばせたこと、私自身が苦しかったこと、私自身が嬉しかったこと…。
恋人との間に起ったすべてのことについて、「今どう思うか」ではなくて「あのときどう思っていたのか」を書き出してみた。
あのとき、何故そういう行動に出たのか。
あのとき、何を思ってそうしたのか、しなかったのか。

辛かった、書きながら心が「痛い、痛い」と言っていた。
そりゃあそうだろう、自らが誰かを傷つけた過去を改めて反芻しているのだから。
「あのときの気持ち」を率直に書いてはいてもすべてがイイワケにしか思えなくて、自分の愚かさ・幼さ・未熟さに嫌気がさすばかりだった。
「約束します」「信じて欲しい」、その時々口にしていた言葉を思い出して、その薄っぺらさに情けなくなった。

まったく自信を失った。
今になっても変われていない自分に、再び「自分は恋人に相応しいとは言えないんじゃないか」という思いが強くなってきた。
暮れの最悪なときと同じ地点に戻ってしまったことで、「こんな作業、しなきゃよかった」と後悔した。

ここからいったい何を見い出せるのだろう?
恋人はいったい何を気付かせたいのだろう?



書き出したものを何度も何度も読み返して、ひとつだけ気付いたことがあった、私は怖がりだということ。
おそらくいちばん多く使った言葉が「怖かった」だろうと思う。

「がっかりさせるのが怖かったから」
「悲しませるのが怖かったから」
「期待を外すのが怖かったから」

そんな言い方をしていても、すべては自分が傷つきたくないだけのこと。
だって、誰かを傷つけるということは、自分が傷つくことでもあるから。
傷ついたり悲しんだりしている相手を見るのは、自分にとっても辛いことだから。
結局私のやることは、すべてが自分を守るためだけだった。

なんて臆病者なんだろう、それだけははっきりした。
それでも、それが分かったところで「恋人に相応しいとは言えない」思いは拭えなかった。

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| ふたりのこと | 19:45 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

お読みくださった皆様へ

本文中の過去記事へのリンクが間違っていたようです。
申し訳ありません、先程訂正致しました。

| エモ | 2011/06/16 16:19 | URI | ≫ EDIT















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