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自尊心

欠点のない人間なんてこの世にいない、頭では分かってる。
だけど、いくつもの失敗を重ねてきた私にとっては、恋人の目に映るのは「欠点を直せた私」でなければならないような気がしていた。



ブログの初期にこんなことを書いたことがある。

「『憧れの人』…それが逢う前の印象であり、逢ってから現在までもそれは変わらない」
「つきあう前から憧れの人だった恋人を、とにかく押して押して押しまくって、やっとOKの返事を取りつけた」

憧れの人だから傍にいたいと思った、「あんな女性になりたい」からもっと間近で見ていたいと思った。
それが偏った依存関係を生んでしまったことは、暮れに大きく後悔することになったのだけれど。

「エモが私をスーパーウーマンに仕立て上げないのなら…」

そう言われたことで私の『憧れ』を封印されたような気がした、余計『対等』な立場でないといけないような気がしたのだ。
だから、今度こそ100点満点の自分でなければならない、そう思った。



5ヶ月間、「恋人は100点でない私を好いてはくれないだろう」という不安を抱えていたのに、逆に「 『外す』ってそんなにダメなこと?」と言われて不思議だった。
何故なのか?何故そんな風に思えるのか?

「自信・失う」なんて単語で検索しながらあちこちをウロウロし、散々煮詰まった挙句に辿り着いた答えは、結局「本当の自信は自分の中にしか生まれない」ということだった。
他人からどう評価されるのか、他人の目にどう映るのか、そればかりに気を取られているうちは、どんなに努力をしても不安を取り除くことはできない、万人から称賛されるなんてあり得ないのだから。

私は「恋人の目に映る自分の姿」ばかりを気にしていたために、私自身が「自分のありのままの姿」から目を背けていた。
100点でない自分を認めることができなかったのだ。

私が恋人に投げかけた「相応しいとは思えない」という言葉は、所詮「自分に自信が持てないから、他人に認めてもらうことで埋め合わせようとしている」ことに他ならなかった。
こうして恋人にかまって欲しかっただけ、「可哀想な私」を演じて恋人の愛を試してただけ。

それに気が付いたとき、「いくら欠点があってもそれが私」と自分を認めざるを得なかった。
ただこのときの私の気持ちは、「こんなダメな私でもいいの?」と自分を卑下したときと同じではなく、「相応しいとは言えない」と開き直ったときともまた異なっていた。
それでいいと思った、何故なら『自尊心』に気付かされたから。

『自尊心』というととかくプライド・傲慢・自惚れ・驕りのように捉えられがちだけど、本来「自己の存在や在り様を尊重する(大切に思う)感情」のことで、英語では“self-esteem”という訳語が使われる。
私にそれを気付かせてくれたのは、「恋人も私を選んだという事実」に他ならない。

ここに辿り着くまでのいきさつと共に、恋人にこう送った。

今の私は50点か60点、いや40点か、もっと下かもしれない。
でもね、0点ってことはないと思う。
だって、アナタから少なくとも二度は好かれた経験があるんだから。
自分の「憧れの人」から好かれたなんて、こんなすごいことってないよ。
たとえ30点でも、その30点の部分に私は自信を持つことにした、自尊心を持つことにした。
そうでなければ、私を「好き」と言ってくれたアナタに対してとんでもなく失礼だから。
アナタの「見る目」を認めないことになるから。
だから、今の自分を認めることにします。


これが、私の「自分を振り返る」ことの答えだった。
これでもし恋人が離れていくのであれば、それでも構わないと思った。
失いたくない人であることに変わりはなかったけれど、これでダメになったとしても、私も恋人も自信を失うことはないだろうと確信が持てたから。
そこはお互いの求めるものが違っていただけのこと、それに今気付いただけのこと、そう思えた。



恋人はひとこと「驚いた」と言った。
私に今まで最も欠けていたもの、それが『自尊心』であることに恋人はとっくに気付いていたらしい。
そこへ自力で辿り着いたことに、素直に称賛の気持ちを表してくれた。

やっとここまで来れた。
『憧れの人』の封印はもう解いてもいいだろう。


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| ふたりのこと | 19:45 | comments:10 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

このブログを執筆中に
チャットでお邪魔しちゃってたのね・・・((((;゚;Д;゚;))))

自分で自分を認めることって
できてるようでなかなか難しいよね。
相変わらず考えさせられる内容でござる。
深いぃ~~~v-218

| shin | 2011/06/16 09:35 | URI | ≫ EDIT

shinちゃん

あ、これ昨日一日で書いたわけじゃないので気にせずに(^^;)。
前回記事の直後からポツポツ書いてたから(笑)。
もう一つのほうはすぐ書けるんだけど、こっちはどうも長くなっちゃって(^^;)。

shinちゃんとのチャットはいつも楽しいから好きだよ♪

ちょっとムズカシイ話でごめんね(^^;)。
でもこれでスッキリしたから、これから楽しい話も書けるよ。
読んでくれてありがと(^^)。

| エモ | 2011/06/16 16:13 | URI | ≫ EDIT

しばらくブログから離れていたら すごい話が出ていて びっくりしました。

最後まで読んだら 心が振るえて止まりません。
どうしてでしょう (?o?)

| スルメ | 2011/06/16 21:41 | URI |

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| | 2011/06/17 05:56 | URI |

スルメさま

こんなヤヤコシイ話を読んでくださってありがとうございます。
「すごい話」ですか、そうですか(^^;)。

私自身ヤヤコシイことはできるだけ避けてきた人間でしたが、今回に限って言えば、ま、まあ「よく諦めなかったもんだ」と多少評価してもいいかなと…(^^;)。
そのこと自体が自信にもつながっていますね。

スルメさんの心に響く何かがあったのだとしたら、もしかして似たような経験をされたことがあるのでしょうか…自分の中の何かを探し、見つけたというような。

探し物を見つけたときは…気分いいもんです(^^)。

| エモ | 2011/06/18 09:44 | URI | ≫ EDIT

2011/06/17 05:56 の鍵コメさま

いつも見守っていて下さってありがとうございます。

前回コメで頂いた中の「私でなければいけない理由」が妙に気になって気になって(^^;)。
実は、あのフレーズに触発されて「私の場合は…」をもう少し詳しく書いてみようという気になりました。
時間はかかりましたけど(^^;)。

「エモさんらしい」っていったいどんななんでしょう?
私も知りたいです(笑)。

| エモ | 2011/06/18 10:10 | URI | ≫ EDIT

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| | 2011/06/21 16:36 | URI |

先日のコメントに頂いたお返事を読んで 私の中にも何かあったのかなぁと考えていました。

ここ最近起きた事で 私の中にあった思いが少し代わった様な気がしています。

エモさんとQさんの様な素敵な関係になれたら良いのですが‥。

また、細切れの文章しか書けない 豚小間のようなブログですが 書いてみようかなぁと思っています。

| スルメ | 2011/06/21 22:01 | URI |

2011/06/21 16:36 の鍵コメさま

そう?ポイント高いですか(^^;)?
やっぱり「この人」を見つけられたのは奇跡に近いんだと思いますよ、つくづく。
ま、「運も実力のうち」ってね(笑)。

鍵コメさんの自尊心も回復されたのですね、よかった(^^)。
あとでメールしま~すw。

| エモ | 2011/06/22 07:53 | URI | ≫ EDIT

スルメさま

いや、「そうなのかな~?」って思っただけなので、あまり真剣に受け取らないでください(^^;)。
でも、ご自身で何か変化を感じ取られたのなら、きっとそれが「自分を見つめる」ことなんだと思いますよ。

「豚小間のような」には爆笑しました、そんなセンスもお持ちだったとは(笑)。
細切れでも素敵な文章をお書きになると思いましたよ。
私のようにダラダラ長いのは読み疲れするだけですから(^^;)。
ブログ、楽しみにしていますね。

| エモ | 2011/06/22 08:03 | URI | ≫ EDIT















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