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不安要素

我々の年代になると、親の面倒をどう看るかということが、そろそろ付き纏ってくる。

私は2歳上の姉と二人姉妹。
父は既に他界したが、姉家族が実家で母と同居しているので、実母の心配はそれほど大きくない。

夫は一人っ子。
同じく義父はもういなく、義母が車で30分ほどの実家で一人暮らしをしている。
大正生まれながら、血圧がやや高いことを除いては、ほぼ健康に過ごしている。
そうは言ってもやはり年寄りだ。
数年前は脊椎から来る脚の痛みで手術をし、その翌年には、階段で転んで頭を打ち、硬膜外出血の手術もした。
そのとき入院した同室の人に勧められて、介護保険の申請をした。
義母は「別に日常生活には困らない」とあまり乗り気ではなかったが、独居老人ということで申請が通り、週1回のヘルパーさんをお願いすることにした。

本来なら我々夫婦が同居して面倒を看るべきなのだろうが、我侭な私はできればそれは避けたかったし、義母も「あなた方の世話にはなりたくない」と言っていたので、そのままになって今日まで来てしまった。



昨日の夕方、ちょうど出先から戻ったところで携帯が鳴った。
知らない番号からだ。
出てみると「はじめまして」という。
「ああ、また何かのセールスか」と思ったが、そうではなく、義母の家に通うヘルパーさんの派遣事務所からだった。

「本日お伺いしたところ、ご不在で…何か聞いていらっしゃいますか?」と言う。

以前にも一度あった。
ヘルパーさんが来る日だということを忘れて、暢気に旅行に行っていたのだ。
そのとき大騒ぎになったので、「心配かけて申し訳なかった」と義母も猛反省していた。
だから、二度とそんなことを起こすはずがない。
ということは、今回は最悪の事態を覚悟しなければならないと思った。

とりあえず、「確認してみます」と言って電話を切った。
慌てて義母の携帯にかけてみるが、出ない。
自宅の電話も、やはり出ない。
どんどん不安が募ってくる。
夫の携帯にかけると、運良くすぐに繋がった。
夫は「何も聞いていないし、昨日も変わった様子はなかった」という。
「とにかく一旦帰るから。それから車で様子を見に行く」
「分かった」と返事して、私も一緒に行くべきだろうと支度を始めた。
万が一の場合、夫ひとりでは対処しきれないだろうと思ったからだ。

夫が帰ってくるまで、動けない自分がもどかしい。
その間、何を考えていたかというと、恋人とのことだ。
最悪の場合は免れたとしても、義母の身に何かがあったのだとしたら、今まで通りでは済まないだろう。
入院になったとしても、或いは自宅介護になったとしても、夫が勤めを辞めるわけにはいかないのだから、当然その負担は私にかかってくる。
それが嫁の務めだと言われればそれまでだが、どう考えてみたところで、これまでのようにのほほんと暮らすことは不可能だ。
どうしよう…どうなるんだろう…恋人と逢えなくなってしまうのか。
こんなときに不謹慎だと分かってはいても、そればっかりが頭をよぎる。

暫くしてまた携帯が鳴った、義母からだ。
良かった、とりあえず無事であるらしい。
ヘルパーさんが来る日だということを忘れて、うっかり出かけてしまったのだと言う。
勘弁してくださいよ、お義母さん!(笑)

戻る途中の夫と派遣事務所に無事であることを伝えたら、気が抜けてしまった。
今回は笑い話で済んだからいい。
だけど、いずれ『そのとき』が必ず訪れる、そう遠くないうちに。



実は恋人の方でも、2月にお義父さんが倒れるという出来事があった。
そのときも、やはり同居の話が出たらしい。
幸い今すぐそれをしなくても済むことにはなったようだが、私と一緒で、問題の先送りであることに変わりはない。

毎日々々変わり映えのしない日々を過ごし、それが当たり前と身に沁みてしまっている。
環境が激変することに、心が拒絶反応を示してしまう。
今が幸せだから、より変わりたくないと願う。
自然の摂理に逆らうことなど不可能だと分かっているのに、いつまでも悪足掻きをしている私は子供なのだろうな。

与えられた時間は意外と短いのかもしれない。
だからこそ、大切に過ごさなければいけないと思った。


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| 日常 | 18:18 | comments:9 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

Re

うんうん。
私も、実際にエモさんの立場のような方と沢山接しているので分かっているつもりなのですが、
実際にそれが自分の身になったら・・・。
と考えると、怖いのが正直なところです。
今が平穏で幸せだから尚更なんでしょうね。
でも、本当にお義母様、良かったですね。

| ルナ | 2009/05/12 19:33 | URI |

わかる~わかるわよ~

うんうん~
私も現実問題として有るからさ~
同感~同感ですわ!
親の問題は難しいよね~自分の親でさえ…なのに
義理となるともっと難儀なもの
私は一時期、義父母と同居したけど
今は、もう勘弁してほしいだし~したくない!
世間的にどんなに良い人で通ってても
いざ自分の身内になったら…だしね
私もね~書こうかなって思ってたとこなのよ(笑)

| ζ | 2009/05/13 13:01 | URI | ≫ EDIT

ルナさま

ルナちゃんのお仕事は、
まさにこういうケースでの相談がいちばん多いんでしょうね。
前にも言いましたけど、父が倒れたときは、
本当にルナちゃんと同じお仕事の方に助けられました。
でも、こういうのってケースバイケースなのだろうから、
完全な解決策ってのはないのかもね。
だからそこ、ルナちゃんのお仕事って大事なんだと思います。
自分のこととなると怖いって、それ分かるなあ。
絡み辛いネタなのにコメントくれてありがとね(笑)。

| エモ | 2009/05/13 19:56 | URI | ≫ EDIT

Ĺ?

長老、同居経験ありですか!?エライねー。
私はどう考えても上手くやってく自信ない(^^;)。
本当に申し訳ないって分かっちゃいるんだけど、
所詮他人って思っちゃう…。
姉貴に言わせると「実の親だって他人は他人よ」だそうで(^^;)。
別人格っていう意味ね。
うーん、難しいねえ…。
長老の記事、待ってます(^o^)。

| エモ | 2009/05/13 20:07 | URI | ≫ EDIT

てけも相手は違いますが身内の事でよく考えるので、
気持ちがよーくわかります。
同居(介護)というのは色々大変だと思います。
実の親子間でも色々と問題が起きる場面を目の当たりにしてた時期があるのでわかりますー。
それが義母になればもっと負担がありそうな気がします…。
近くに居れば確かに安心する事も多くあるとは思いますが、
離れているから良い関係を保てるという事もありますよね。
とりあえずはお義母さんがお元気そうで良かったです!
てけも一安心~!

| てけ | 2009/05/13 20:48 | URI |

てけっち

てけっちもいろいろ悩み抱えてるんだもんね(^^;)。
ごめんね、ネガティブなネタにつき合わせちゃって(笑)。
> 離れているから良い関係を保てるという事もありますよね。
なるほど、確かにそうだよね。
できれば良い関係のまま終わりたいものです。
> てけも一安心~!
うん、ありがと(^o^)。

| エモ | 2009/05/13 21:06 | URI | ≫ EDIT

期待されても…ねぇ…(汗)
気をつけて書かないと、とんでもない記事になりそうだし…
…今は未定の保留って事にしといてちょ!
ちょっと考えたら怖くなったっす(ゴメンよ~)

| ζ | 2009/05/13 22:27 | URI | ≫ EDIT

Ĺ?

了解(笑)。
> 気をつけて書かないと、とんでもない記事になりそうだし…
だよね、分かります(^^;)。

| エモ | 2009/05/14 15:21 | URI | ≫ EDIT

11/16 20:49 に拍手コメントをくださったirukaさま

お義母さまと同居ですか、仲良しならよかったですね。
すぐどうこうということではないんでしょうけど、
いずれ間違いなくやってくるその時、ですよね。
覚悟はしてても、果たして対処できるのかどうか…。
うーん、その時になってみないと分からないですねえ。

| エモ | 2009/11/16 21:58 | URI | ≫ EDIT















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