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贈り物

先日所用があって京都へ行ってきた。
恋人には行く前から「お土産買ってくるね」と伝えておいたが、いざお土産を選ぶ段になって少々迷った。

修学旅行の中学生じゃあるまいし、今更この歳になって『ご当地キティちゃん』だの『おたべ』『八つ橋』の類をあげるつもりは毛頭ない。
端っからそんなモノは除外、除外。

しかし、最近はちょっとた有名処はすぐに東京の百貨店に出店するので、「ここでしか買えない銘品」というものを探すのがなかなか難しい。
お蔭様で同行者がやたらとそういうのに詳しい人だったので、その点苦労はしなかった。
しなかったのだが、しかし…。
同行者がオススメしてくれたのは「漬物」やら「佃煮」やら「麩」といった生活感ありありの食料品。
ん~、迷うなぁ。

恋人以外の人へのお土産としては、これらは何の躊躇もなく買えた。
「絶対喜んでもらえる」という自信があったし、事実そうだった。
だけど。
恋人にあげるのに少々抵抗を感じたのは、それがロマンティックさに欠ける品だからではない。
それらが私の見えない彼女の家庭で消耗されることになるからだ。
厳密にいうと、彼女の家族もそれを口にするのだという点。

私は既婚者だが、恋人もそうだ、しかも子供もいる(私は子ナシ)。
お互いがお互いの家族を裏切ったインモラルな関係であることは重々承知している。
だから後ろめたさも感じている。

何も知らない彼女の夫や子供が、私があげたお土産を何も知らずに「美味しいね」と言って口にするのを見たとき、彼女はいったいどう感じるだろうか?
それを思えば少々心苦しくなる。

だけどこの味は恋人にも是非味あわせてあげたい。
結果的にはその思いの方が強く、同行者のオススメするそれらを買って帰った。
昨日逢って渡したとき、恋人は「(こういうものを貰って)困ったな」という反応は見せなかった。
隠していただけかもしれないが…。



私はこれまで恋人との関係の中で、あまりお互いの家庭・家族のことを“積極的”に話題にしようとはしなかった。
気にならないわけはないし、興味もあるが、そこはお互い「暗黙のルールでしょ?」的な一線があった。
それは、「家庭に不満があるからアナタという存在を求めた」と受け取られるのが嫌だったからかもしれない。

今回は、自分でその線を越してしまった。
彼女はどう思っているだろうか?

| 日常 | 19:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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